近所のリサイクルショップやネットのヤフオクやメルカリで古着を買う事があると思います。
古着を買う時はできるだけキレイな状態の物を選びたいですよね。
使用していた期間が短いほど生地の状態が良く汚れや傷も少ないです。
そこで意外と見落としがちなポイントをリサイクルショップ元・店長が解説させていただきます。
古着は細かい所をよく見ると使用頻度がわかる
古着を買う時は「全体的にキレイ」というだけで判断してはいけません。
細かい所をよく見ると意外と傷んでいたり、汚れが見つかったりするものです。
リサイクルショップで買ったものは、通常、返品ができませんので買う前にきちんと見ておくべきです。
そして、必ず確認した方がいいのは以下の3つです。
1.生地に毛玉がないか確認をする
見た目で汚れもなくキレイだとあまり着ていない服に見えますが生地に毛玉や毛羽立ちがないか見て下さい。
トップスであれば袖裏や脇の下付近です。
ズボンであれば股付近です。
布生地は、擦れが多くなるほど毛玉や毛羽立ちができます。
たくさんあるということはそれだけ着用していたものと判断できます。
毛玉や毛羽立ちが少ない服を買った方がその後も長く着られます。
2.ポケットの中を確認する
古着を買う時に意外と確認を忘れるのがポケットの中です。
特にジャケットやアウターなど買う時は、必ず開けて見て見ましょう。
レシートなど紙類が入っている程度であれば問題ありませんが状態が悪いとガムやアメが入っていたり、穴や毛玉があったりします。
着用頻度が少ない状態がいい古着は、ポケットの中もキレイなのできちんと見てから買いましょう。
3.洗濯表示タグを確認する
古着を買う人は、ほぼ見ていない場所が「洗濯表示タグ」です。
服の裏地の隅にブランドタグと一緒にくっついていることが多い白い布タグです。
品質表示タグとも呼ばれる洗濯表示タグですがその服がどのような洗濯に対応しているか記号で記載されています。
どれくらいの水温で洗濯をして大丈夫か?アイロンをかけていいのか?など判断できる記号です。
また、服の素材もコットン:100%などと明記してあります。
この洗濯表示タグが古着の判別に重要な役割を果たします。
例えば見た目もキレイで汚れもないと思った服の洗濯表示タグがグシャグシャで印字も薄れていることがあります。
これは元の生地がとても丈夫なため何十回の洗濯でも耐えたと考えられます。
しかし、洗濯表示タグの布は弱いのでその痕跡が残ったことになります。
そのため洗濯表示タグの状態が悪い場合は、かなりの使用頻度があると思った方が良いです。
このように古着を買う時は、生地の裏をめくったり、開けたりしてみましょう。
メルカリやヤフオクで買う場合も以上の3つを出品者に質問しておくとトラブルなく取引きができます。